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バレンタインを純粋に恋のチャンスだと思ってる人っているの?

 

なんか去年くらいから思ってたんだけど、

バレンタイン/ホワイトデーってもしかして若干落ち着いてきてる?

 

 

私は毎年父が貰ってくるチョコを食べて育ってきたし、

なんなら母も一緒になって食べていたので、

我が家にはそもそもバレンタインの習慣がない。

今思えば父ってモテていたんだなあということくらいで

バレンタインにこれと言った思い出は、特にない。

そして父がホワイトデーに何かをしていた記憶もない。

 

 

小学生になってはじめてその存在を知ったが、

当時は(今も)ホワイトデーより圧倒的にバレンタイン色が強く、

一方的に男子がチョコをもらえるのが不服だった私は、

友チョコというものが高校くらいで新しい文化として完全に定着しながらそれにも参加せず、家で母と父のチョコを食い荒らしていた。

 

純粋に好きで、このイベントを機に奮闘する女子は良いのだが、そんな女子って本当にいるのだろうか。

周りを見ていると、お返しが欲しいからチョコをあげるという、いかにも

「得するためにあげる派」という魂胆の女子が圧倒的に多いと思う。

 

でもそんなことしないとプレゼントをもらえないなんて思うことがまず悲しいし、

そんな女にまんまとお返しを渡す形式ばった男なんかと一緒にいても退屈なだけだと思う。

 

見返りを求めると相手にも見返りを求められたときに何も言えなくなる。

仮にこれまでの見返りがずっとプラスできていたとしても、

じゃあむしろその相手から見返りなんて求められたら冷める。

私は見返り待ちのやさしさやプレゼントなんて絶対欲しくない。

そんな関係がずっと続くはずがない。

 

 

なので、友チョコも貰うだけもらって、お返しはしたことがない。

自己満が一番助かる。見返り待ちなら、来年からくれなくていい。

 

そして、これを恋のチャンスだと思って、本気で挑んでいる人に、

まじで幸あれ、と思う。そんな可愛らしい人、付き合うしかなくない?

そんな彼女なら私だって欲しいわ。

 

 

しかし、かつて学生だったころ、「もらった手作りチョコは全て捨てている。当然お返しも絶対にしたくない」とこっそり教えてくれた男子を、その瞬間にうっかり好きになったことがある。

既製品のチョコですら家族や友人に分け与え、絶対に自分だけで完食しないようにしているという徹底ぶりは本気の女子が聞いたら絶望するだろうし、今思えば完全にイカれた奴だが、

当時の私は深く共感し、手作りに含まれる見返りや自己承認欲求、その気持ちの重さについてはどう思っているのだとたずね、深く語り合い、気がついたら好きになっていた。

その人には何もプレゼントもしたことがないままなんとなく疎遠になり、

もう気付けば10年以上会っていない。

 

でも未だに手作りチョコを捨ててたらウケるなーと思う。

そして未だに誰にもチョコを渡したことのない私をウケんねーと思ってほしい。

 

 

 

そんなバレンタインのほどぼりがだんだん冷めていくかと思うと、

参加したことがないくせに、少しだけさびしい。