恋人を芸能人に例える虚しさったらなんだ

友人が最近できた彼氏が木村拓哉に似ているというので

写真を見せてもらったら全然違った。ほっしゃん。だった。

どちらかといえば ほっしゃん。というよりは、食い気味でほっしゃん。だった。

 

 

素直に「ほっしゃんじゃない?」と言うと、「それはない」と言っていたが、

私からしたら木村拓哉のほうが「それはない」だ。

 

「私が二―トを菅田正輝似だと言っているくらいやばいよ」と言うと、

「それは絶対に似てないよ」と言った。同じくらい木村拓哉にも似ていないぞ!!というか、友人の中での木村拓哉が果たして私にとっての木村拓哉と同じなのかすらあやういレベルだぞ!!

 

あまりにくだらない会話だったので、別にもう反論することもなかったのだが、

友人が更に追い討ちをかけてきた。

 

 

「まじで二―トは菅田くんには似てないよ」

 

 

わかってるわそんなもん!!そのくらいの勢いであんたの男も木村拓哉ではねーよって意味だよ!!二―トを菅田正輝だと思ったことなんて一度もねーよ!!例えだよ!気付いてくれよ!!まあ気付かないか!ほっしゃんとキムタク間違えるくらいだもんな!!!

 

 

 

よっぽど言いそうになったが、ぐっとこらえて

「そんなのわかってる」だけつぶやいた。

 

なぜか私だけがとんでもないことを言い放ったみたいな空気になってしまった。

どうしたら友人が

「確かに木村拓哉ではないわ」と思ってもらえたのか、わからない。

どんな誘導をするのが正解だったのだろうか。

 

 

 

よく考えたらそもそも恋人を芸能人にたとえるなんてむなしいにも程がある。

よっぽどドッペるゲンガーばりに似ていない限り、絶対にスベる。

 

イケメン枠の芸能人に似ているなんて言い出せば、

「脳内フォトショ巧すぎる」となるし、

あえて芸人やブサイク枠に似ていると言ったとしても、

「謙遜してるんだとしても、そんな顔の男とよく付き合えるな、彼も恋人にむしろそう思われててかわいそうだな」となるので、

結局どっちに転んでも誰も得をしないのが「恋人の芸能人例え」である。

 まあみんな共通の認識であるもので例えたほうがわかりやすいんだけどね。

 

 

 

ちなみに私が似ていると言われてもっともひどいのは長州小力です。

別にキレたりとかはしてません。