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猫の口臭の凄さを知っているか

家に猫がいる。
 
 
愛猫家たちがこぞってなる病気、
「うちの子が一番可愛い。でも他の猫たちも漏れなく全員可愛い。」という病に
私も漏れなくかかっている。
 
無論、うちの子がこの世に生まれてきたどの猫より一番可愛い。
でも、どんなノラ猫も「あ~~~~~んかわいい~~~~~」である。
愛猫家は、猫に限ってであるが博愛主義者が多い。
猫ならなんでも可愛い。どこの家の猫もみんな可愛い。ノラも、子猫も老猫も。
 
 
それに比べて愛犬家はうちの犬が一番可愛いの一点張りで、
野良犬とかあんま好まないイメージ。あと犬種によって好き嫌いがしっかりあるよね。
愛猫家は違うから。どの子も可愛いから。
あの毛がない皮膚だけの猫だって顔面でスリスリできるから。みんな。
 
 
 
話が脱線した。うちの猫である。
うちの猫は昔、信じられないくらい太っていた。MAXで8キロあった。
まず骨格がそのへんの猫とか違う。肉がなかったとしてもデカい。
顔とか肩とか腰とか肉球とか。もう全部でかい。
そしてすごくよく飛び跳ねて、よく食べた。だからお相撲さんと同じ類だと思う。
 
「これはゼイニクではないでやんす。キンニクでやんすよ。マッスルでやんす。」
 
 

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  今にも言い出しそう。あー可愛い。
 
 
 
太っている猫は猫好きたちにすごくモテる。
猫のモフモフが最大限に生かされる体型この上ない。
また、森見登美彦氏がたぬきたちのことを毛玉と呼んでいたが、
まさしくうちの猫も毛玉に果てしなく近い。
故に、この世に生まれし猫の中で最も可愛いのだ。
この世で最も可愛い猫として我が家に来たが最後、
家族全員からの過多すぎる愛情に、うちの猫は更にどんどん太っていった。
 
 
その体を支えていた足腰は勝手に鍛えられていたらしく、
老いてきて体重が標準に近づきつつありながらも
足腰バッチリ、気持ちよくウンチが出ちゃった日には家中走りまわる始末である。
 
 
その段々の老いが、信じられないくらいに悲しい。
死へのスピードが私たちより遥かに速いことを実感する。

 

寝返りの打ち方や、背中を撫でたときの感触、そして口臭。
 
 
口臭。
 
 
 
これがねえすんげえの。知ってる?老いた猫の口臭。
まずさ、コーモン平気で舐めてるしさ、魚食べてるしさ、歯磨かないしさ、
体が老いてきてフレッシュじゃないからさ、
すんげえの。
 
もうね眠ってる横であくびなんかされたら目が覚めるレベル。すごい。
も、すっごい。はーすご。
語彙力がなくてすごいとしか言えない。
もうねすんごいの。
なんだろ、あの生臭さと唾くささの融合。
たまんない。
 
 
そう、愛猫家ならわかるはず、
そのくささがたまんない。顔をうずめて嗅ぎたい。
モフモフでスンスンしたい。それだけ。
 
 
そのへんのドラッグより中毒性あるし、ぶっ飛べるよ。
 
今日は特にぶっ飛んだので、ここに記す。