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全ての種に嫌われているのだが

花が好きだ。小さい頃から、顔に似合わず花が好きだ。
 
お稽古の発表会で呼んだお友達が渡してくれるプレゼントは、
可愛いノートやマグカップなんかよりも、花束を貰うのが一番嬉しかった。
 
 
 
小学3年生の時に、理科の授業でヒヤシンスを育てるというのがあり、
教室の後ろのロッカーの上に全員それぞれのヒヤシンスを置いて
その成長を見守ったことがある。
 
たかが9歳の私は、3年前の1年生の頃に育てた朝顔以来の「自分だけの植物」に誰よりも張り切り、
家の猫に対するのと同様に愛情過多ぶりを遺憾なく発揮した。
ロッカーと自分の席の激しい行き来。いや別に友達がいなかったわけじゃないよ!!
毎日水を換え、日光浴までさせた。
 
 
なのに私のヒヤシンスだけ、最後まで咲かなかった。
 
 
 
その記憶が今も強烈に残っており、花は咲いている状態のものじゃないと嫌だ。
種から育てるとか無理すぎる。絶対生えないもん。私のだけ。知ってるもん。
 
とか思いつつ、もういい歳だし植物のひとつぐらい育ててみなきゃ
女としてのスキルがどうのこうのだよと思い立ち
淡い期待をこめてアボカドを種かた育てることにした。
最近はやってんだって。え、嘘つかれてる?今はコケ玉だ?いいな~コケ玉。
 
んでアボカドなんだけどさ。
 
 
 
一人目→くさった
二人目→くさった
三人目→くさった
 
 
 
 
全員に「アボちゃん」という名前までつけて毎日水も換えて可愛がっていたのに。
妹から殺人鬼とか呼ばれてるんだけどなんなの?
名前が気に入らなかった?
 
 
 
母が
「こういうのは土の上に放り投げとけば勝手に生えてくる」
 
 
とか言って
庭に放り投げた4人目のアボちゃんも1日で行方が不明になった。なんなのまじで。
呪われてんの?うちって。
 
 
アボカド界では都市伝説レベルでやばい家認定されていることだろう。
 
 
もう全ての種に嫌われてるとしか思えない。
小学校のときに苗から育てたひまわりも、夏休み明けて学校言ったら
真ん中の種だけ全部鳥に食べられてて愕然としたもん。
友達の家のハムスターにあげたかったのに。
 
 
 
今日も懲りずに5人目のアボちゃんの育成に入りたいと思います。