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かっこいい事は全てイケメンに限るのか

バリバリの少女マンガ育ちだ。
 
ちゃおよりは大人っぽいけど、なかよしほど大人になりきれない、
そう、私はりぼんっ子。
 
 
べったべたの使いまわされまくった展開なんていくらでも言える。
 
二人っきりでの文化祭の買出しとか、
体育館裏の倉庫に閉じ込められるとか、
昨日や今朝遭遇した嫌な奴が転校してくるとか、
山小屋で一晩体をあたためあうとか、
好きじゃない方のイケメンに猛アタックされて付き合ってみるけどやっぱり本命の事ばっかり考えちゃって駄目とか、
ライバルのかわいこちゃんにハラハラするけど結局自分を選んでもらえるとか、
二人きりで修学旅行ではぐれるとか、
大好きな彼に誤解されて突き放されたかと思いきや、「気付けバカヤロウ、、」で仲直りするとか
誰もいない放課後に忘れ物を取りに行ったらばったり会えるとか
 
 
もうきりがないよ!そしてどれも全部最高すぎるわ!!!
何度も妄想にも使ったモンよ。
 
まあ現実では一回もそんな事起きなかったけどね。私は。うん。落ち着いて、私。ほら、深呼吸して。
 
 
 
 
 
近年よく言われる、
 
 
 
の勢力が私の脳内にも展開されつつあり、近頃は少女マンガに集中できなくなった。
 
 
思えばこれまで浮いた話などほぼなかったが、
数年に1度現れる私を好いてくれる人は、変な奴しかいなかった。
そして奴らは「ただしイケメンに限る」にすら規定が満たない、
もはや恐怖の権化そのものだったので、
私の青春時代を5角形のレーダーチャートにするとしたら
恋愛部門だけが著しく中心に近くなるだろう。
 
 
初めて恋愛メーターが若干動いたのは、中学校1年生の時。
色黒のモンチッチみたいなデブに、ハート型に折られたラブレターを手渡しでもらった。
中には、なぜか彼が一人で移ったプリクラが数枚入っていたので、
そのインパクトの大きさから文章の内容はまるで覚えていない。
プリクラを見た瞬間の強烈な不安感と、
不器用な私が元通りのハート型に戻せなかったことだけ鮮明に覚えている。
イケメンだとしてもアウトである。
 
 
その10年後くらいにイレズミまみれの妻子持ちに口説かれた時に
少女マンガの読みすぎで夢を見ていたことにやっと気が付いた。
どんなイケメンだとしても、イレズミまみれで妻子持ちはアウトだよなって。
 
 
 
そもそも私がヒロインになれる訳もないのだが、
まずもってなんでも許されるイケメンなんて、いないって。
 
 
いや、イケメンは勿論正義よ??????
 
 
でもイケメンだとしてもアウトな事って結構多くて、
ただしイケメンに限る」というフレーズがついていたとしても
理なシチュエーションってありふれてる気がする。
 
むしろイケメンだからこそドジっ子でいてほしいのって私だけ?
この時代に完璧が好きな女子っているの?
 
 
だって世の中の女子はドジで可愛い男子や、
クールな男子がたまに照れたりしているところに
「あ~~~たまらんぜよ~~~~」ってなってるわけでしょ?
ほらほら、やっぱギャップには勝てないんだよね。そうそう。
イケメンがイケメンの動きしたって面白くないの。
イケメンに限ったって無理なもんは無理なの。
 
 
 
 
ちなみに私は普段は気が弱そうな人が急に頼れる面を出してくると
「まっことたまらんぜよ~~~~~~~~」です。